家庭に居場所のない子ども・若者への支援(相談先の情報)
家庭で安心して過ごせなかったり、学校や仕事がうまくいかなかったりして悩んでいる子どもや若者は多いことと思います。とくに、家庭の中で、保護者に受け入れられていないと感じていたり、保護者から虐待や暴力などの被害を受けていたりすると、家庭にいることがつらくなります。そのようなときには、助けを求めて相談をしてほしいと思います。もしまわりに、そのような悩みを抱えている友だちがいたら、相談してみたらと伝えてあげてください。
家庭内で居場所が見つからないために、家族以外の人のところで過ごしたりすることがあるかもしれません。信頼できる人が見つからず、逆に思いがけない被害にあったりすることもあるかもしれません。居場所や住まいがない子どもや若者を支えてくれる信頼できる場がありますので、ぜひ頼ってほしいと思います。
相談できるところとしては、以下のところがあります。
☆あなたが18歳未満の場合
お住まいの地域の児童相談所にご相談ください。お話をお聴きした上で、必要な場合には一時保護(家族と離れて生活できる)をしたり、ほかの相談場所を紹介してもらうことができます。
〇全国の児童相談所の連絡先一覧
https://www.mhlw.go.jp/mobile/m/jidousoudan/tihoubetu.html
☆あなたが18歳以上の場合
以下のような相談の場があります。これらの場所には18歳未満の方でも相談することができます。
〇弁護士会の相談窓口
各地域の弁護士会が、相談窓口を開設しています。お住まいの地域の弁護士会相談窓口に電話してみてください。
弁護士会の子どもの人権相談窓口一覧
https://www.nichibenren.or.jp/library/pdf/legal_advice/search/191219_kodomo_madoguchi.pdf
〇子どもシェルター
「家にいられない事情があって、もう帰りたくない」など10代後半の子ども・若者が緊急に駆け込むことができる居場所があります。現在全国に20か所の子どもシェルターが活動しています。いずれも弁護士会への相談を通して利用ができます。費用はかかりません。また、場所は秘密にされます。利用したい場合は、下記の一覧から、お住まいの地域の子どもシェルターの情報を確認して、地域の弁護士会に相談してください(詳しくは、本情報提供サイトの子どもシェルターの項目を参考にしてください)。
子どもシェルター全国ネットワーク会議加盟団体一覧
http://carillon-cc.or.jp/meeting/
〇民間の支援団体
☆一般社団法人Colabo
中高生世代の10代女性を支える活動をしています。相談、食事提供、シェルターでの宿泊支援、シェアハウスの運営、10代の女性たちによる活動、講演・啓発活動などを行っています。
☆特定非営利活動法人BONDプロジェクト
10代20代の生きづらさを抱える女の子のための女性による支援をしています。相談、シェルターでの一時保護、カウンセリングなどを行っています。
〇社会的養護から巣立った若者への支援
里親や児童養護施設等を退所した後で、生活上の悩み、あるいは仕事や人間関係のことで悩みを抱えることがあります。住む場所を失って行く当てがない場合もあるかもしれません。社会的養護を巣立った方が安心して集える場所を運営し、生活などの相談に応じているアフターケアの団体がありますので、そのような時には相談してください。
全国のアフターケア事業所情報
https://enjunet.org/aftercare/#network
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お知らせ
- 2020年11月11日 お知らせ 家庭に居場所のない子ども・若者への支援を追加致しました
- 2020年7月31日 お知らせ 夜間中学校の情報を更新致しました
- 2018年8月23日 お知らせ 高等学校等就学支援金制度・高校生等奨学給付金を追加致しました
- 2016年3月31日 お知らせ 夜間中学校の情報を更新致しました
- 2014年10月2日 お知らせ 夜間中学校の情報を更新致しました
支援制度
- 2020年11月11日 小・中学生期 若者期(大学・就職) 高校生期 家庭に居場所のない子ども・若者への支援
- 2020年7月31日 小・中学生期 夜間中学校(やかんちゅうがっこう)・中学校夜間学級(ちゅうがっこうやかんがっきゅう)
- 2018年8月23日 高校生期 高校生等奨学給付金
- 2018年8月23日 高校生期 高等学校等就学支援金制度
- 2013年3月31日 乳幼児期 小・中学生期 高校生期 ひとり親家庭医療費助成制度